人生で欲しかったものは、全て手に入れた。(と、思うことにしている)

幸福論

「自由になりたい」と叫びつつも、僕はもう自分の人生には満足している。

かつて、僕は走るのが遅く、友達に「ノロマだ」と随分からかわれたものだが、

もう今では、マラソンで年齢別100位に入ることもできたし、5000mで「人生で一度は出したかった記録」である15分台も、出すことができた。

人生で一度は欲しかった、富士登山駅伝の区間賞も取ることができた。

社員数千人の大企業内定を蹴り、社員100人ほどの会社へ就職を決めた17年前。

安月給でギリギリの生活になってしまった時は、随分と後悔したものだけど、今となっては無事に管理職になり、それなりのお給料をいただけている。

(といっても、年収3桁万円の範囲内ですが・・)

小さい頃は女の子と話すのが苦手で、初めて彼女という存在ができたのは23歳の時。

それから、パートナーと上手くやっていけない自分自身の現実を知り、辛い別れを経験し、強烈な裏切りを経験し、女性という存在に対する失望の最中、、

素晴らしいパートナーに恵まれ、今は家賃6万円の小さな一軒家で幸せに二人暮らしを謳歌している。

管理職になったばかりの頃。自分でも気づかない、小さな「押しつけ」を繰り返し、離れていく部下を嘆いたりもした。

でも、そんな体験から本質行動学を学び、今となっては人生の基礎となる考え方を学び、これからを生きる自信を持つことができるようになった。

好きな時に動き回れる健康な体。

自分の頭で普通に考えることができる脳。

人の繋がり。

最高のパートナー。

「自由になりたい」とか言いつつも、僕はもう、自分の人生に満足している。

万が一、今の会社・今の家、今の人生のまま進んでいっても、十分幸せに死んでいけると思う。

僕にとっての「自由」は、僕の”余生”をちょっとだけ面白く、刺激的にするためのベーシックインカムさえあれば良い。

「こうでなければ!」という足枷を外し、低めのハードルで、ゆるゆると、時期も決めずに自由に向かっていきます。

幸福論
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MANUAHIMAN

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