「正社員だけ優遇されて不公平だ」という主張に対する僕なりの答え

仕事論

正社員といわゆる”非正規”(パート・アルバイト・契約社員)に待遇の隔たりがあるのは、仕方ないことです。

その両者に、業務内容や責任にも格差があるならば、ですが。

表題の質問に対して僕が管理職として必ず答えていること。

「正社員募集の門戸はいつでも開いていますよ。試験、受けてみますか?」

色んな反論を受けそうですね。

『いやいや、いつでも採用募集があるわけではないだろう』

と。

でも、本質は違うんですよね。

正社員に任される大きな使命は、何かの形で会社に利益を生み出すこと。

「仕事を生み出す」と読み替えても良いでしょう。

だから、募集してるとか、してないとか、関係ないんです。

経営者からすれば、利益を・仕事を生み出してくれる(可能性が高い)と見込める人なら、募集の有無に関わらず、欲しがって当然でしょう。

もちろん、当期の決算見込みにもよりますが。

正社員といわゆる”非正規”(パートだって正規に雇用されてんじゃん・・というツッコミはさておき)の優遇格差が気になる、という時点で、それは

業務内容だったり責任の違いを、非正規従業員側がよく理解していない

の一言に尽きます。

正社員に正社員なりの責任があり、それに見合う報酬としての「優遇」がある、という構図が理解できているならば、表題のような苦情は出るわけがありません。

つまり、表題のような苦情が出てきている時点で、正社員なりの業務や責務を与えられていないか、その構図を理解できるように周囲に示していないか、”非正規”側に理解力がないか、のいずれかであることが分かります。

(実際、私の会社でもパートなりに成果を出している方はこういうことを言ってきません。こういうことを言い出す方は必ずといって良いほど”成果が出ない人”です。つまり状況観察力や読解力がない)

正社員なりの責務を負わなくても正社員でいられる時代。もうすぐ終わっちゃうと思いますけどね。

(または正社員なのにワーキングプア、とかは有り得そう)

それだけ、日本の状況は危なくなっていると思います。

仕事論組織論
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MANUAHIMAN

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